AI時代のイラストの意義

デジタルイラスト
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こんにちは、ひなづきです。

いつもご覧いただきありがとうございます。

記事にするか悩みましたが、やはりAIに関して記事を書くことにしました。

目次

衝撃のAI

私は半年前の22年10月頃に、イラストレーターのためのこのブログを開設しました。

まだまだブログ初心者で、1つの記事を書くのに5時間以上かかっていました。

もっと早く書くにはどうすればいいか、もっと効率的に書けるようにならないか、どうやったらSEO対策になるか。など様々な疑問や問題に悩んでいる時、Stable DiffusionやChatGPTというAIが発表され、瞬く間に全世界に広がりました。

私は今30代なのですが、子供の頃からITが好きで、様々なコンテンツやハードを触ってきました。

インターネット、掲示板、OS、スマホ、プログラミング、オンラインゲーム、CG・・ありとあらゆるソフト・ハードを遊んできました。

中にはすぐに飽きたり、ハマりすぎて生活に支障するレベルまで至ったこともあります。

そして今回のAI。明らかに今までの常識では通用しないレベルのモノが現れました。

光回線の衝撃、スマホの衝撃、高画質CGの衝撃。

もうこれらの衝撃を全て忘れてしまうくらいの、AIの衝撃。

レベルが違う、違いすぎる。

今まで苦労してきたコードや文書が、一瞬にして書けてしまう。

今まで頑張って創ってきた音楽やイラストが、一瞬にして出来上がってしまう。

なんて便利で早いのなんだろう。しかし同時に、虚無感。

特にイラストはこれでいいのか?私たちはこれを求めていたのか?という問いや疑問が生まれる。

そしてSNSで生まれる論争。

私は傍観に徹しましたが、殆どの方が答えを出せずモヤモヤしているように思えました。

この背景には「今までの苦労」や「創作の意義」、「無断学習」などがわだかまりとなり、一向に着地点が見いだせないのだと思いました。

今後、どうやってAIと付き合いますか?

高性能AIが放たれた今、否が応でもその力を使うことになります。

そもそも、インターネットを使用していれば、何年も前から知らず知らずAIを使っていることになります。

あなたのPCやスマホ、そのソフトやアプリにAIの技術が使われています。

そのAIが格段にレベルアップし、既存のAIが高性能AIに置き換わる時代になっていきます。

AI嫌い!AI触りたくない!という方。正直に言いますと、もうこの流れは止められません。

止まったとしても、結局誰かが辿り着くだけ。遅かれ早かれなのです。

私はAI自体を肯定しているわけではありません。しかし、否定もしているわけではありません。

じゃあ何か?簡単です。

使いたければ使い、使いたくなければ使わない。どちらでもいい、臨機応変に対応する。ただこれだけです。

私は一通りのAIを触ってきましたが、今後どうするか現状の答えは「意図的に使わない」です。

深く考えたり、悩む必要なんてないです。

そうは言っても、こういう考えの方がいるでしょう。

「私が一生懸命描いてきたイラストを無断で学習させるなんて嫌だ」

そう思ったのなら、使わせないようにしてください。なんなら、あなたがアップロードしたイラストを全て削除して、この世界から足を洗うしかありません。自分が管理できない画像はどうしようもありません。

とても冷たく聞こえてしまいますが、もし本気でそう考えているなら、精神的苦痛を考えて、インターネットでイラストをアップロードすることはやめた方がいいと思います。

私だって、無断でイラストを学習されるなんてたまりませんよ?しかしこれが現状なのです。

法律が解決してくれると言っても、*獣(愛のない人間)に何を言っても、いうことききません。残念ながら・・。

Glazeという画像学習防止ツールがありますが、制作者も仰っている通り、これも一時的な対処にすぎないとのこと。でもやらないよりかは全然マシですよね。(リンク先は全て英語です。Google検索で使い方を調べてみてください)

結局、何かを規制してもその規制を掻い潜って悪用してきます。これは歴史が証明しています。いたちごっこですね。

表にイラストを上げるということは、もうそういう時代になったということなのです。

逆にこう考えてみてはどうでしょうか。

私はみんなに楽しんでもらえるイラストを提供する利他主義者ですって。

または、もう身内だけでイラストを共有して楽しむなどなど、考え方はあなた次第!

ひなづき

一番は、使用側も制作側も気持ちよく楽しく、安心できる環境が最も健全で良いのですけどね

*ここで言う獣とは、AIツールを制作したり使用する全ての人のことではなく、学習元となった画像やイラストレーターたちへのリスペクトや感謝がない、それが当たり前と思っている利己主義者のことを指します。

あなたは今後どうやって描いていきますか?

それでもインターネットで、自分のイラストをみんなに見てほしい!楽しいでもらいたい!描きたい!

はい、答えは出ていますよね。

もうAIの事なんて忘れて、自分が好きなこと、やりたいことをやりましょう!

嫉妬したり、不安になったり、怒ったり・・その見えない感情や敵にフォーカスしている時間、そんなことより好きな絵を描きませんか?

それでも描けない、描いても意味がないと思うのなら、一度イラストから距離を置いてみてはどうでしょうか。

数ヶ月経っても、その見えない感情に支配されるなら、やはりその程度の想いだったとして、きっぱりイラストを描くことから離れたほうが良いと思います。

描くことが動機ではなく、みんなにチヤホヤされたいだけ、承認欲求でしかなかったのではないでしょうか。いわゆる神イラストレーターになりたかっただけ、イラストは手段でしかなかったのではないでしょうか。

別にそれを否定するわけではありません。それも立派な理由ですからね。私だって人気者になりたいですよ!?

しかし、描くことがそんなに好きではない、好きや楽しいが別のベクトルだったとしたら、それは今後の高性能AI時代でやっていけるかというと・・・。

本気でイラストが好きな人は、悩んだり考えるより手が先に動いています。

もちろん好きなのに今後が不安になったり、現状に怒ったりする方もいると思います。

しかしそれでも、楽しいんです。描くことが、表現することが好きなんです!

だから描くんです!

白黒つけるだけの時代は終わり

色々と私なりの意見を書いてきましたが、これら全ては正解だとは思っていません。あくまで私の考えた答えであって、みなさんの答えではありません!

ではみなさんが考える正解は?それは自分でみつけるしかないです。自分で気づくしかないのです。

今までの時代は「これが正解!」「これをやっていけ!」などという風潮や流れ、常識や固定観念がありました。

しかし、もうそんな時代は終わったと私は思っています。

なぜ?

それは、本格的なAI時代に突入したからです。

誰でも同じような結論にたどり着き、誰でも同じような技術を使い、絵や曲、文章などができてしまう時代。

結論と技術が普遍化し、無機質のような時代になったら、そこにある答えにどこまで価値があると思えますか?

他人の正解なんて、そこらに転がることになりますよ?

そんなことより、自分で考え、自分で感じ、自分が出した答えに生きたほうが楽しくないですか?

他人は他人、自分は自分。

AIはあくまで手段であって、完璧な正解ではない。それをどう選びどう使うかは、全て自分次第。

AIの正解が全てになった瞬間、それはAIが主で自分が従に置き換わってしまいます。

自分が自分ではなく、AIになる。あなたはAIになりたいのですか?

そこに気づくと、他人やAIの答えや画像なんて、どうでも良くなります。

「そういう意見や価値観もあるよねー」という気持ちにしかなりません。

白黒つけてる暇があったら、自分の好きなことをやった方が楽しいですよね。

もちろん、不正や悪を野放しにするという訳ではないですよ?そこはしっかり指摘しましょう。自分の意見を主張しましょう!

問題は、そこばかりにフォーカスしすぎてしまって、本当に自分がやりたいこと、好きなことを見失ってしまうこと。自分を犠牲に他人の時間を過ごしてしまうこと。

このAI時代にどう活動するかは、全て自分次第なのです。

もっと気軽に、楽しく行きましょうよ!

まとめ

私なりの「今」の意見を書きました。

もしかしたら、考えが変わって私もAIを使用するかもしれませんが、現状意図的に使用する気はないです。

私は、どちらを選ぶみなさんを否定も肯定もしません。使いたければ使い、使いたくなければ使わない。

この記事を読んで、どちらかに偏ったように感じてしまったのなら、それは私の文章力不足です。申し訳ないです。

この記事はあくまで参考程度にし、やはり今後どうするのかは自分一人一人の考え方次第です。

どうしてもこの事を言いたくて記事を書きました。

私の意見をまとめると、

  • 高性能AIによって、社会が激変する
  • しかし、それを止める手段は今のところない
  • 今後イラストをインターネットに上げる場合は、自分なりに本気で考える必要がある
  • どうするかは他人が決めることではなく、全て自分が決めること
  • 迷ったら、楽しいことをしよう!
ひなづき

読んで頂き、誠にありがとうございました!

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